毎年恒例 春・秋 期間限定 長尾寺『菜懐石』今年(2019年)の春の日程案内が 長尾寺サイトに掲載されました。
平成31年 長尾寺 春の懐石
■4月10(水)〜 6月21日(金)の水・木・金
※大型連休中、ならびに5月24日、29日はお休み
■12時スタート 完全予約制
■一人 3,500円(税込)
■問合せ・予約:0879-52-5251 長尾寺本坊膳所 木村
■香川県さぬき市長尾西653
高松自動車道志度ICより車で10分。駐車場40台
ことでん長尾線長尾駅より徒歩3分
昨年春お伺いした時の写真が残っていたので参考までに。
長尾寺は、四国八十八箇所霊場の第八十七番札所。
御 本 尊: 聖観世音菩薩
開 基: 行基菩薩
宗 派: 天台宗
まずは本堂でお参りを済ませ、その直ぐ西側にある本坊膳所へと向かいます。
昔ながらのお座敷幾部屋かの襖を払った大広間に低めのテーブル席がグループごとに用意されています。
完全予約制ですので、座席に困ることはありません。
お庭がよく見える席になりました。
お品書きをみてワクワクを膨らませながらお料理を待ちます。
この催しは、お寺の奥さまが主催です。
全くの未経験からはじめ、時間をみつけて京都にお料理の勉強に行かれるなど研鑽を積まれ、この会も10年以上になるそうです。
まずは
<旬盛>
・うの花の海苔巻き 黒米寿司
・そら豆・高野とエンドウ豆の寄せ物・すなっぷえんどう・金山寺・胡麻豆腐・旨みだし・わさび・丸十レモン煮・道明寺麩田楽・五色白和え・筍麹漬け
<椀>
・山芋と筍饅頭そら豆射こみ・もみじ大根・しいたけ旨煮・よもぎ麩・木の芽
開けてみると…筍とそら豆が 確かに射こまれております(^−^)
知りませんでしたが、日本料理で詰め物をすることを“射こむ”というんですね。
<温>
・赤茄子・筍・ネギ・タラの芽
揚げ物です。ネギが予想外においしかった。
<菜>
・切干大根と五色野菜のあおさあえ二杯酢
二杯酢というところがいいです。口の中がサッパリとリセット。
模様入りの巻き簀で爽やかな演出
<御飯>
・ふきと湯葉のごはん
・たくあん・紫漬け・昆布
ふき御飯があまりにおいしく、後に家でまねて作ってみました。
<蕎麦>
・大根おろし・京揚げ・ネギ
<甘物>
・甘酒羹・讃岐姫
甘酒羹絶品。
季節感溢れる心のこもったお料理の数々。ひとつひとつに手数のかかったメニューの仕込みや準備には、計り知れない時間がかかっているのでしょうね。
おかげさまで、大変充たされました。
が、まだ続きがあります。
お食事が終わると離れに移動して、お座敷席でお抹茶とお菓子をいただきます。
奥さまがお着物で出てこられ、お料理への思いやお礼の言葉をご挨拶されます。
本日のお菓子は<甘納豆入りおはぎ>
これもお手製の長尾寺の名物。
大広間の入り口でお土産用として販売されています。
入室前に買っておかないと、帰りには売り切れている可能性があり。
お値段失念しましたが、一個90円か100円か…
甘くなく、素朴でモチモチ。
春・秋あわせて数回来ていますが来るたびにお料理が洗練されていて、お寺の事もありお忙しいのにと勉強熱心な奥さまの姿勢に感服です。
今年もどなたか誘ってくれないかなー^_^;
■四国霊場第八十七番札所 長尾寺
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- 2019.04.15 Monday
- ランチ・ディナー(香川)
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- by ponta α+β